2010年5月16日日曜日

着工数

昨年は78万戸というものすごく低い住宅着工数でした。最盛期の半分以下だったのです。その少ない住宅着工数より今年の1月~3月は下回っていました。あくまで新築の話です。当然施工会社では、リフォームや増築工事、改修工事等がありますので、忙しいところは忙しいのですが、なかなか設計事務所は、小さな改築工事、改修工事等はお金になりません。施工会社ですべてやってしまうためです。
絶対数が減った中、仕事を取るのは至難の業です。
まぁ今の世の中、景気がいい業界はないので、自分の業界だけ厳しいということはありませんが、しかしこれからはリフォーム等でも提案できるような設計事務所でないと、ダメですね。人口も減少し、昔みたいな住宅着工数には戻らないでしょうけど、あらゆる提案ができる、知識が豊富な設計事務所を目指さないといけませんね。こちらはプロですからね!!!!。

日本は新築住宅と中古住宅の取引割合は6:1くらいです。イギリスは1:6です。家を大事にして、メンテナンスをちゃんとしている国もあります。まぁ新築がこれだけ多かったので、日本経済が維持されたという意見もありますが・・・・。戦争に負け、住宅が不足し、とりあえずいっぱい建てよう。いい家はできない。長持ちしない。また建て替えよう。このスパイラルから抜け出せない日本。しかし抜け出せたとしたら、日本の建築業界に携わる多くの人がこれから・・・・。う~~ん。難しいです・・・・。

経済の話をすると難しいので、簡単に言えば、 『長持ちする家を建てよう!』かなぁ?。それとも『構造に強い家を建てよう!』かなぁ?。それとも『エコな家を建てよう!』かなぁ?。
全部合わせて『健康になれる家を建てよう』ですね!!!。

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