いつもセミナーの冒頭でお見せしている新設住宅着工戸数。だからなんだという話もありますが、ここ30年近く見てみると、平成2年には170万戸も住宅を建てられた年もあります。ちなみに昨年はといいますと88万戸、半分近くまで着工数は落ち込んでいるということです。
棒グラフをみると、170万戸の前年に消費税3%が導入されています。しかし着工数は落ち込んでいません。当時日本はバブル絶頂期で、そんな消費税にも立ち向かう景気があったということです。でも翌年はガクッと下がっていますけど・・・・。
消費税が5%に上がる前までもその後は順調に着工数が伸びてはいましたが、やはり税率アップ後にはダウン・・・・。その後また盛り返しますが・・・例の姉歯に耐震偽装事件が発覚。そして法改正・・・着工数はまたまたダウン。そしてリーマンショックでとうとう100万戸を下回る。
この四年間はまたまた徐々にではありますが、着工数は増えています。
しかし来年には消費税8%の増税が待っています。そして再来年の10%と・・・・。
勿論、日本は人口が減少傾向にあります。あと20年もすると1億1000万人くらいと予測されている。15%の人口が減るんです。ということは必然的に着工数も15%は減る。経済情勢をうんぬんかんぬん言う前にです。
とは言っても、家は大事です。住むところがなければ生活できません。古い家をリフォームして、長く住んでいける場合もあるでしょう。これからは新築に拘るのではなく、リフォームの分野も当然、活性化してくると思います。
ただどちらにせよ、地震に強いだとか、冬暖かい、夏涼しい家が求められるわけで・・・。まぁ最低でもこの二つは気にしてもらいたいですね!!!!
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