2013年2月20日水曜日

被災地 ~石巻編~

荒浜を後にして、そのまま北上。石巻市にやってきました。道路のアスファルトはすべてもぎ取られ、道が平坦ではなくなっているので車で通過するもの至難の業。電柱もすべてない。ここは荒浜以上に空気が悪かったです。(砂埃がという意味です)
 下の写真は小学校です。。現在は使われておりません。海まで700mの距離にある小学校ですが、被災してしまいました。みんなが通っていた学校がこんな姿になると・・・・言葉がございません。
 途中に献花台がありました。お花は買っていっていなかったですが、心をこめて合掌させていただきました。
 その献花台の脇にはポールが立っていました。なんのポールかと思ったら・・・・上に何か書かれています。
 
上部を拡大したのが、この写真です。
ここまで
▼津波浸水深
6.9m
2011.3.11
東日本大震災
 実際に6.9mを見上げると 「ここまで津波はきたのか(><)」とあまりの高さに唖然としてしまいました。

車はこれでもだいぶ減ったようです。中には赤い消防車もあります。消防車も多く廃車になったようです。
今回、被災地を一緒に同行していただいたK本さんには感謝申し上げます。今一度、自分にできることを再認識してみたいと思います。

マスコミは来月の3月11日には、また東日本大震災のことを取り上げるでしょう。復興はまだまだ進んでいないことも取り上げるでしょう。でもこの日だけではなくて、一年中思い続けることの方が大切です。でも難しいことですが、被災してしまった人は毎日忘れられません。

夕方、仮設住宅に立ち寄りました。冷やかしにいったのでは勿論なく、仮設住宅の中の 「みんなの家」 を見にいったのです。その「みんなの家」とは、仮設住宅に住んでいらっしゃる方の談話室的なものです。どうしても憩いの場が少ないということで、このようなものが建設されているようです。

まだ33万人という多くの方が避難所生活です。まだまだ長い道のりかもしれませんが、がんばりましょう。非常に貴重な体験をさせていただきました。ありがとうござました。

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