2010年9月3日金曜日

徳川家康の失敗?

今考えると、徳川家康はあらゆる知識から、江戸の場所を選定し、260年もの永き間、長期政権をもたらした。風水や地形、風土、気候、日本で一番すぐれた場所である。
しかしひとつ失敗したことがある。それは、東京が長周期地震動に弱い土地だということ。この長周期地震動は、地震時に建物は揺れますが、その周期と地震の揺れの周期が合致すると、さらにすごい揺れになってしまいということ。メキシコ地震では14階の建物ばかり倒壊した。地震の周期が2秒程度だったのだが、それと14階の揺れの周期が合致して共振して、崩壊する建物が14階のビルが多かったのだ。ちなみに阪神大震災は周期が1秒程度でした。
しかもメキシコのこの地域よりも東京は地盤が悪すぎる。過去に日本でも長周期地震動で10分以上続いた例もある。日本にも地盤がいいところもたくさんあるが、東京はとりわけ悪い。もし東京で長周期地震動が起こり、さらにその周期に合致した建物は数多くあるでしょう。
徳川家康の失敗というタイトルで書きだしたが、徳川家康の江戸時代には超高層ビルはなかったか・・・・。木造だけですね。しかも平屋の長屋が多かったし。。。。
徳川家康は失敗していません!!!。失敗したのは、その後東京に一極集中させ、人口が増えてしまったことです。そうでなければ、高い建物は不要ですからね。

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