一つの建物でふたつ以上の構造を使用する場合、構造は混構造となる。1階が鉄筋コンクリート造(RC造)で2階3階が木造といった建物などです。現在、建て売り業者の物件で、地下がRC造、地上が木造の3階建てなのだが、地下は完全に埋まっているわけではない。ここが今回の問題点。意匠的には、地下部分が3分の2以上埋まっているので、地下1階、地上3階という扱いなのだが、構造はまた違う。地下に埋まっている部分の表面積等により、4階扱いされる場合がある。ここで見解がいろいろと出てきた。民間検査機関3社の言い分です。
A社は『この場合は構造的に4層扱いになるので、適合判定に廻ります』
B社は『この場合は混構造の4階建てなので、評価センターに廻ります』
C社は『この場合は構造的には4層ですが、適合判定にも評価センターにも廻りません・・・』
3社とも意見が違う・・・。困りました・・・・。こんなことって・・・・。だから建築は厄介なのだ・・・。現場の役所に聞いてみた。答えはC社と一緒。結局、結論は火曜日まで持ち越しとなった。グレーゾーンなんです・・・・。
本日作成したパース!
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