謀反

 「麒麟がくる」が終わってしまいましたね。終わり方は賛否両論あるとは思いますが、謀反に関しては歴史上の事実に間違いないでしょう。

さて、今回のオリンピック、パラリンピックの組織委員会の森会長の発言は記者会見で鎮火するどころか大炎上中だ。とうとうＩＯＣも手のひらを返しましたね。

でもまだ森会長は自身で辞任をしない。それどころか、組織委員会のどの人も声を上げない。国会でも自民党は擁護するようなコメントばかり。誰も彼にものを言える存在ではない人物に造り上げてしまったようです。

本来であれば、コロナ禍においていかに開催できるか、できないのか、できるならどのようなやり方なら可能なのか、それを一番に議論しなければいけない時期です。

菅総理も何にも言えない。もちろんオリンピック、パラリンピックは政治とは一線をひかなければいけないので、森会長を辞めさせる権限はないが、せめて強い口調で「森会長には辞めてもらいたい」などと発言すれば少しは支持率も上がる気がするのは私だけかな。

織田信長は現代社会でいうと、ブラック企業のワンマン社長といったところでしょうか。謀反を起こした明智光秀は決死の覚悟があったと思います。それが世のためだと。しかし今の組織委員会のメンバー、自民党でこの決死の覚悟がある人が一人もいないのが大問題なんですよね。

選手もやきもきしています。早く結論出してあげてほしいですよね。オリンピック、パラリンピックの成功を祈ります。