2022年4月1日金曜日

【雑学】(3) アスベスト

雑学、今日はアスベストです。


アスベストは、珪酸(けいさん)マグネシウムを主成分にした繊維状の鉱物で、耐熱材、耐火断熱材、絶縁材、補強材など幅広い建築材料などに使われてきた。ギリシャ語で「不滅の」という意味を持ち、日本語では「石綿」ともいいます。

大きさですが、1mmの間隔に髪の毛は8本入ります。ロックウールだと135本。ではアスベストだと1mmの間隔に何本入ると思いますか? 答えは40000本です。それだけ細いんです。

ではもう一問、アスベストを高さ1mのところから落としたらどのくらいの時間で下まで落ちると思いますか? もちろん無風時で。

答えは8時間。それだけ軽いのだ。このアスベストはご承知の通り肺に取り入れると健康被害になってしまう。空中に飛散した石綿繊維を長期間大量に吸入すると、肺癌や中皮腫の誘因となることが指摘されるようになり「静かな時限爆弾」と呼ばれるようになった。以降、代替品としてグラスウールやセラミックファイバーが用いられるようになった。吸ってしまってから10~20年後に症状として現れてくるのです。屋根材や外壁材にも昔は混入されていました。なので改築や解体するときは要注意です(><)


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