2011年5月9日月曜日

木造3階共同住宅

3階以上にある共同住宅=原則として耐火建築物となる。
防火地域以外であれば下記1~5の条件を満たすことで準耐火建築物にできる。 とある。

1.主要構造部の耐火性能を1時間準耐火構造とする。
2.各宿泊室などに原則として避難上有効なバルコニーなどを設置する。
3.3階の各宿泊室などの開口部(非常用進入口窓と同等のもの)が、道に通ずる幅員4m以上の通路などに面していること。
4.建物の周囲に原則として幅員3m以上の通路を設置する。
5.3階の各宿泊室などの外壁開口部などに原則として防火設備(両面20分)を設置する。


以前10年くらい前に計画をしようとしたが、4番がネックで断念した記憶があります。昨日同じような依頼がきました。4番の理由を説明したのですが、他社の図面では普通に木造3階の共同住宅を設計しているというのである。何か特別な工法や認定を取得しているのかと・・・・。もしや勉強不足なのか?
4番に関しては、
①開放廊下や開放階段にする。
②開口部は上下階の開口部の間の壁長さを2m以上とる。
③バルコニーの面積を2㎡以上又は居室の床面積の3/100以上確保する。奥行きは75cm以上等
④以下省略
ということで、今回の計画は木造3階共同住宅で考えることにいたしました。

2 件のコメント:

深山 秀明 さんのコメント...

魔法使い さん、こんにちは。

今日は、蒸し暑い感じですね。 (^^;A

所謂、木3共ってやつですね。大変そう。
頑張って下さい。

魔法使いモトジ さんのコメント...

深山さん。
結構大変なんですよ・・・。
お施主様は鉄骨は高いからNGと・・・。
勉強がてらがんばってみます(^_^)