一番右の壁余裕度をみてみると、1階は建築基準法の半分にも満たない量の耐力壁しか入っていない。
耐震診断とは別な話ではありますが、ある程度、バランスを考え、今ある壁で補強できる部分を補強するだけで下のような数値に変わりました。建築基準法はギリギリではありますが、今までの建物よりかはまだましだ!
今回の大震災でこのお宅も結構揺れたようだ。とても不安になったそうだ。1階には8畳と6畳の和室の続き間があり、それぞれ広縁がある。つまり窓側には、現在全然壁がないのだ。ということは耐力壁も当然何もない。まだ震度5弱だからよかったが、これが6弱や6強の地震がきたら・・・・厳しかったかもしれません。
来週の早々に、現状の建物と改築後(構造の補強)の図面を見せにいこうと思います。びっくりするでしょうね! 今の建物がどれだけ怖いものだったかを知ると・・・・。
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