こちらは住宅展示場の建物です。2m近く津波がきた場所に建っていました。1階は壁が流されています。
しかしよく見ると内部には耐力壁も存在しています。外部はどうやら開口部が多かったようです。やはり津波には無力ということです。
しかし、同じ場所の別の会社の建物はほとんど被害ゼロに見受けられます。
開口部の拡大写真が別にあるのですが、やはり2m近くまで津波の痕跡があります。でもこの建物も被害ゼロのように見えます。
こんな写真を見ると、やはりハウスメーカーの建物の方が、一般住宅より強いんじゃないかと思う方も多くなりそうです。しかし違います。ハウスメーカーの建物でも同じ場所で被害が大きかったり、小さかったりした理由は、津波のルートだったり、基準法よりどのくらい強度が上回っている建物かの差だと思います。たしかに耐震に重点をおいているハウスメーカーも多いです。会社オリジナルの仕様も多々あります。しかし地場の施工業者の建物だって、十分設計さえしっかりしていれば、ハウスメーカーに劣りはしない。(あくまで津波は別の次元です・・・・)
震災後の調査によると、約半数の方が耐震性能の向上を検討していることがわかりました。震度7程度でもライフラインが復旧した段階で、通常生活に戻れるような、建物を!!!!
地震が起きて、建物が崩壊や倒壊する前に避難する程度の建物ではなく、大きな地震が起きても、通常生活に戻れる家を!!!
宮城県栗原市では震度7でしたが、たしかに倒壊や崩壊した建物も存在しましたが、ライフライン復旧後に、普段通りの生活ができた建物も多く存在したのだ!!!
2 件のコメント:
魔法使い さん、こんばんは。
そもそも、津波は想定してませんよね。(^^;A
被害を免れたのは、奇跡としか言い様がありませんね。
RCの建物でも、無残な結末になってるものも数多く有るようですね。
これから、津波に対する技術基準がどぉなって行くんでしょうね。 ?? (^^;A
ミヤマさん。
津波はまたやってきますからね・・・。
技術基準といっても・・・。
ほんとこれからどうなるんでしょう・・・。
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