2022年3月1日火曜日

【雑学】(2) 尺貫法

 雑学今日は、尺貫法です。


もともと中国から伝来、明治政府がこの尺貫法を1875年に統一しました。1885年に「メートル条約」に加盟し、現在では尺貫法は使用してはいけないとされています。尺貫法では昔の人間の大きさ等で決められたものが多いです。

それでは1メートルの長さはというと北極から赤道までの子午線の1000万分の1を1mに決定しました。ですが未だに尺貫法で表される言葉も多いです。1寸法師はたったの3cmです。五里霧中は19kmの霧の中ということに・・・

でも尺貫法でないとピンとこないものも多い。容積がいい例です。「お米炊いておいて!」「どのくらい?」 「そうね・・・540mlね!」 って言われても(◎_◎;) 炊飯器自体も何合炊き炊飯器と表示されているしね(^^;) 勺(しゃく)・合(ごう)升(しょう)斗(と)石(こく)中でも合、升、斗は結構使われますね。

重さはg、kgが主流になっていますので、尺貫法でいう毛(もう)・厘(りん)・分(ぶ)・匁(もんめ)・斤(きん)・貫(かん)・銖(しゅ)・両(りょう)は使うことがほとんど皆無。100貫デブって言ったことはあったなぁ~ でも100貫は375kgなんだよね(-_-;)

長さでは建築関係は未だに尺貫法は使いますね。毛(もう)・厘(りん)・分(ぶ)・寸(すん)・尺(しゃく)・丈(じょう)・間(けん)・町(ちょう)・里(り)

面積でも同様です。勺(しゃく)・合(ごう)・坪(つぼ)・歩(ぶ)・畝(せ)・反(たん)・町(ちょう)中でも坪は誰しもが知っている単位ですよね。【雑学】 (1)坪⇒ でも紹介しています。


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