今月はバタバタ

消費税アップ前とあって、今月は現場がバタバタです。本日は今月２棟目の完了検査でしたが、明後日も完了検査、来週も完了検査と現場検査が多い。それもそのはず、今月末に引き渡しができないと消費税が８％になってしまうのです。

 

昨年の９月３０日以前に請負契約をしているものは、４月を跨いでもいいのですが、１０月１日以降に請負契約したものは、今月末に引き渡しができないと５％ではなく８％の消費税となります。

 

ただ、現在、現場ではどのようなことが起きているかといいますと、材料が入ってこない、材料が入っても作業できる職人がいない、また資材を搬入できる機材がない、材料は高騰し、ものによっては通常価格の２割増しというものまである。

 

駆け込み需要で現場は悲鳴を上げ、当初の見積もり通りの金額では収まらないものが多く存在しているのが現状です。

 

３％分の消費税増額分と、現在の資材２０％増や工期延長などがあるのとで、はたしてどちらがお得なんでしょうか？　結局負担増は施工会社となってしまっています。

 

「だったらいっその事、消費税がアップした後にゆっくり建てたほうがよかった」　と嘆いている施工会社もいます。今回もまた国に振り回されてしまったなぁ・・・・