2012年3月6日火曜日

人手不足

昨晩、盛岡に入って本日は岩手県地域型復興住宅の講習会。といってもあまり私の出番はなく、1時間弱お話をさせていただきました。岩手県でも全壊した建物は20185戸、半壊は4561戸です。応急仮設住宅と恒久的なものではない。今後は恒久的住宅を建築していかなければならないのです。
しかし、再建築したくても、
①敷地がない・・・・。津波の影響を受けた場所等・・・・。
②ローンが組めない・・・・。高齢者のため・・・・。
③ローンを組みたくない・・・・。2重ローン・・・・。
などなどいろいろな問題がまだまだ山積しているようです。
お金はちょっとはあるが、立派な家はいらない。10年くらい住めるくらいの家で十分とか・・・・。しかしここが問題です。10年くらい持つ家とか50年以上持つ家って何が違うの?
長期優良住宅が50年以上持つ家で、そうでない家は10年? 築1年でも大震災が再度来れば持たない家は数多く存在します。住んでいる方の余命に関係なく、長い年月を住むことができる家を目指さないと!!!!
今回の震災で築1日で津波の被害を受けた家があったそうです。建築費3000万円。つまり家族1泊3000万円のホテルと考えると・・・・厳しいです(><)
宮城県では現在毎月前年比の1.5倍の着工数です。(月間1500棟くらい) しかしこれが限度・・・。職人がいないのです。それじゃあ全国から集めればいいではないかと思うでしょうが、大勢職人が来ても宿泊施設がないのです・・・・・。だから人手不足なんです。今後岩手県や福島県にも広がっていくでしょうね・・・・・。
私が希望するのは、プレハブ住宅会社やパワービルダー会社ではなくて、地場の施工会社で建物を増やしていただきたいです。それが地元にお金を残すことにもなりますし、復興にも役立ちます。


 お昼は南部そばをいただきました。ものすごいボリュームのある料理を注文してしまい、結構お腹満腹状態に・・・・(^^;)
 最後はお決まりの鉄道。初めてE5系に乗車したとFBで間違えて書き込んでしまったが、実はこの後に連結した『こまち』に乗車(><) 嘘を書いてしまいました(^^;)

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