2021年12月30日木曜日

【全国名所の旅】(4)

今年最後の名所の旅はこちら日本三名園のひとつ 「兼六園」 です。日本三名園はいずれも地方都市にある大名庭園です。有力な旧藩主が威信をかけて作庭した庭園で、規模が大きく、芝生を用いた広い空間があり、日本各地の名所・旧跡を縮景としている、といった共通点があるようです。また、いくつもつくられた大泉水の周りの小庭園を園路で繋いで歩く楽しみ方もできる池泉回遊式庭園です。私は、偕楽園も後楽園も行ったことがありますが、どの庭園も歩いていると、暗い路から突然視界が開けて大泉水が現れる景観があります。そんな素晴らしい日本三名園ですが、兼六園が個人的には一番好きです。学生時代に旅行で行ったのと、仕事仲間の旅行でいったのと、出張でいった合計3回行きました。

2012年10月16日投稿 金沢へ出張!
兼六園のほぼ中心部に位置する霞ヶ池(かすみがいけ)




何とも綺麗な庭園なんでしょう!天気も良かったので写真が綺麗なこと!!!この時は出張で行ったので滞在時間は1時間ちょっと。もっとゆっくり時間をかけて(一日でもいいです)回りたかったなぁ。時雨亭でお茶も堪能したかったなぁ~。冬はまたあの有名な雪吊りも見れます。いえいえもちろん春は桜、秋は紅葉、夏は花が綺麗なんです。


明治紀念之標(めいじきねんのひょう)

さてさて最後にこの写真を!日本武尊の銅像。正式名称が明治紀念之標(めいじきねんのひょう)。知っている人も多いでしょう。金沢ミステリー? と言われております(^^;)

銅像といえば、上野恩賜公園にある西郷隆盛の銅像がありますが、ハトやカラスが銅像にとまっていますよね。でもこの兼六園の日本武尊の銅像には、なぜか古くから鳥が一羽も寄り付かないらしい。そのため、ふんで汚れる心配がないんですと。地元では有名らしい。この像は、1880年(明治13年)に建立された人物像としては日本最古の銅像です。100年以上鳥がとまっているのを見た人がいないなんて・・・

実は研究で、上野の西郷隆盛の銅像と比べ、兼六園の銅像は融点を下げるためのヒ素や鉛が、5倍近く含まれているとわかったそうです。鳥はヒ素を嫌って行動するそうです。なぜ鳥がヒ素を嫌うのかについては、今後の検証が必要だそうですが、この研究をした人はイグノーベル賞⇒★を受賞しましたよ。

話は戻りますが、どの庭園も規模が違う。庭園を眺めるといったものは平安時代からあったようです。回遊式庭園は江戸時代かららしいですが、あんな池があって綺麗な樹木、島、芝、石、砂、石塔、橋・・・心が一瞬でも洗われますよね。私はずっといても飽きません(^^)

ここもまた行きたいなぁ!!! 今年最後の名所の旅でした!!!

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