今更と思うでしょうけど、発行してから4年近く経ちますが、「永遠の0」を読みました。購入したのは3月ごろだったのですが、読み始めたのは3日前です。
戦争のことは父や母から聞いていたが、貧しい食糧事情とか空襲警報とかの話ばかり。祖父や祖母からも戦争の話はあまり聞けなかった。ましては戦争で戦った人は親戚にいない。いやいたのかもしれないが、耳にすることはなかった。
この本を読んで、ゼロ戦戦闘機の性能の凄さ、人が人として扱われないこと、軍国主義の愚かさ、神風特攻隊の人たち、何もかも知らないことばかりでした。今まで戦争に関する本を一冊も読んだことがなかったので、日本が60年前にはこんな国だったのか、こんな人たちばかりだったのかと思うと、切ないというより、ただ唖然とした。本の中に出てくる知らない地名とか飛行機とかはインターネットで調べながら読んでいました。その距離感(日本からの遠さ)にもびっくりしましたけど・・・・。
最後は鳥肌が立ってしまいました。涙も溢れました。久しぶりに感動した本でした。百田尚樹さんのデビュー作ではあるが、その後も興味深い本を出しているようです。またこの人の本を読みたくなりました。
もうすぐ映画化されるみたいですね。子どもたち(長男、次男)は読みたいといっているので、ぜひ読んでもらいたい。
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