2013年5月12日日曜日

モラトリアム法

正式名称を「中小企業金融円滑化法」と言います。「モラトリアム」という言葉は心理学の世界で用いられることが多い言葉らしい。心理学では、社会的責任を猶予される期間と言う意味のようです。
しかし、私は誤解していて、中小企業が抱える金融機関からの借入金の返済を猶予してもらいやすくするという「返済猶予」だと思っていました。でも個人の住宅ローンにも関与しているんですね。そのモラトリアム法の期限が切れました。ということで、住宅ローンとかも支払猶予とかもなくなり、月々の返済額が一気に上がってしまいことになるようです。
となると、今まで返済ができていた人も、猶予期間が終了したことで、支払えなくなる人もかなり増えるようです。勿論、返済ができない人は売るしかない。売って済むならまだいいが、売っても借入額より下回るケースもあり、借金を抱える人もいるとのこと。
今後、景気が良くなれば、金利も上がる。給料も上がればいいのですが、益々ローンを支払っている人は厳しい見通しです。
中小企業も苦しいが、個々の人たちの住宅ローン返済も厳しい年になりそうです。
デフレ脱却、円安、株価上昇・・・・傍からみれば日本は上昇気流に乗っているようにみえる。消費税も来年上がるが、思ったより駆け込みの住宅の需要が少ない。もっと9月末までの駆け込み客が多いのかなって思いましたが・・・・・。

私が大学卒業するくらいのバブル景気はものすごいものがありました。住宅ローンの金利だって7%とか8%とか・・・・。株価だって3万円以上・・・・。

早く、国民全体が潤う国になってほしいですね!

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