2010年11月8日月曜日

下克上

ロッテが5年ぶりの日本一に輝いた! ロッテファンにみなさん、おめでとうございます。下克上と散々言われていましたが、しかし今年のペナントレース、セ・リーグもパ・リーグも上位3チームに差がほとんどない。セ・リーグは勝ち星で言うと、3チームで一つしか差がない。ゲーム差でも1です。パ・リーグに至っては、上位4チームが2.5ゲーム差内。一位のソフトバンクと3位の千葉ロッテとの勝ち星の差は1つだ。たとえば、リーグ優勝したチームと5ゲーム以上離された2位や3位のチームが短期決戦で、CSを制覇するのもいかがなものかと・・・。まぁ今回は、ペナントレース僅差だったので、このような下克上とも言えるようなドラマが生まれても、みんな文句もでないだろうが、リーグ優勝したチームに10ゲーム以上離された3位がCSで勝ち、さらに日本一になったら、ちょっと制度に問題がありそうですね。アドバンテージはCSではあるものの、シリーズ決定戦にはないですしね。相手側の中日にしても、パ・リーグの3位に敗れたわけですから、あまり面白くないはずです。斎藤祐樹投手が先発した早慶戦より視聴率が悪いと言われ、地上波のTV中継を3日も放映されないというあまり人気がないと言われた今回のシリーズ。
でも私は非常に内容の濃い、すばらしいゲームばかりだったと思います。印象に残るシリーズになったんではないでしょうか。1人目立った選手がいるわけではないのに、チームが一丸となって、戦っている強いロッテの印象を受けました。視聴率が低迷している日本の野球。野球がつまらないわけではない。それ以上に面白いものが溢れかえっているこの世の中。かえって今回の下克上シリーズ。私には響いたんですが・・・・。

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