2010年11月24日水曜日

将来を見据えた屋根形状

一昨日、打ち合わせを終えたお施主様の計画プランが固まった。今週末には計画書ができそうだ。オリジナルカタログ(快適住まいシート)で!!!
打ち合わせの時に、オール電化こことや、太陽光発電の話はさせていただきました。オール電化に関しては興味を示してくれましたが、太陽光発電のことは結構ですとのことでした。理由は南側、東側、西側に3階建ての建物が建っててるので、日当たりが悪いから意味がないでしょっていうことでした。確かに日中でも1、2階とも日当たりが悪い。現在の建物が南側にくっついているので尚更なんですが・・・。
とりあえず、ソミュレーションは当然持っていくつもりです。しかし予算がぎりぎりなので、その点からも難しいかもしれません。しかし建てた後に、息子さんの代に変わって、太陽光発電の性能も良くなり、補助金も出て、やはり設置しようかって時に、屋根形状によっては、厳しいこともある。そこで、将来設置してもある程度は発電率がいい屋根形状にするのも一つの提案かもしれない。

普通の寄棟だと・・・。外装シミュレーションで『シック』に!

近隣の建物の考慮すると、3.5kw設置しても・・・
年間予想発電量は・・・1625kwh!

切り妻屋根に!! 外装シミュレーションで『ブロヴァンス』に!!
近隣の建物を考慮すると、3.58kw設置して・・・
年間予想発電量は・・・2040kwh!
今回の敷地は北側に道路があります。南傾斜の片流れの屋根にすると、道路から見た外観のイメージはちょっと工夫しないとつまらない建物に見えてしまいます。しかしこの屋根形状だと・・・・。
年間予想発電量は 3060kwhです。同じ建物の間取りで同じ敷地に対する配置。しかし屋根形状によって、こんなに差がでます。

最初の寄棟と片流れでは約2倍の違いがでました。ただ、すべて片流れはいいと言いたいのではなく、その地域、敷地形状、計画プランによって、屋根形状の答えがいっぱいあるということです。それを簡単にシミュレーションすることによって、お施主様によりよい提案ができると思います。新築時に太陽光パネルが設置できなくても、この形状なら自信を持って、『将来にも対応できるようになっていますよ!』って!!!

自動で、この敷地にこのプランなら、太陽光発電に最も効果が高い屋根形状ができるといいですね。当然、道路斜線や北側斜線は考慮した上でです。どうですM廣さん!!!

4 件のコメント:

匿名 さんのコメント...

@m_morizoです!^^

いや~、ATZのシミュレーションって素晴らしい!こんなことやあんなことまで出来ちゃうなんて(爆)
ん~法規的なことも考慮して、効果的に発電出来る屋根形状を自動で決める!…イイッ!!
ちょっとM廣に言っておきます!!^^;

それにしても、私が施主の立場だったら、今だけではなく将来的なことも考えてくれたらホントありがたいし嬉しいですね!!

魔法使いモトジ さんのコメント...

@m_morizoさん。
ちょっとこの自動は難しいですが、同じ設置でここまで違うんでは、やはり屋根形状考えちゃいますよ!!!
これからの私のセミナーSI住宅にこの屋根形状プラスして、話ますわ!!!
まぁちょっとM廣さんにも話してくださいな!!!

某販売店 さんのコメント...

誠に勝手ながら、この屋根形状シミュレーション画像をチラシに活用させていただきたいと思います!

魔法使いモトジ さんのコメント...

某販売店さん。
どうぞ活用してください!!!!