先日、現在着工中のS邸の現場に行ってきました。
今日は、筋違いとホールダウン等の金物の検査です。
すべてちゃんと図面通りに施行されていました。
今回S邸の施行会社は今までプレカットに頼んだことが一度もない会社でした。
でも今回は伏図が複雑でとても自分のところで刻んだら大変なので
プレカット業者に刻みをお願いしました。
10年以上前のプレカットと違い、刻み間違いはゼロ、歪みもほとんどないそうです。
でもほんのちょっとの歪み直しが大変だとか。
仕口、継ぎ手がぴったりなため、余裕もこれまたゼロ。
なかなか動かないようです。
ほんの20年前はほとんどすべての施工会社は自分のところの下小屋で墨付けをしていました。
私の父も大工だったので、よく墨付け後の刻みを手伝った記憶があります。
墨付けは3次元的に頭で理解し、柱、梁の場所、向き等を常に考えていきます。
昔の人は3次元CADがなくてもOKだったと言うことですね!
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