2010年4月25日日曜日

『いしぶみ』

平和島公園では『ガーデンパーティ』が開催されていた。PTAの時は朝から晩までカレー作りや受付をしていたが、今日は気楽に三男と出かけた。天気もよく、賑わっていたが、いつもよりあまり参加人数が少なかったような気がします・・・。
午前中は子供たちの勉強を見ていたが、子供部屋の本棚にあった『いしぶみ』の本を読んでみた。広島第二中学の一年生が原爆で全員亡くなってしまった話である。読みながらあらためて戦争の怖さを覚えた。
思えば、この中学一年生322人は私の父と同学年である。わざわざ疎開して広島に辿りついた生徒もいる。父も広島へ行っていれば、今がなかったわけです。この話を子供たちにして、『じいじがもし広島へ行っていたら、私もあなたたちも生まれていなかったんだよ』って説明した。子供たちの反応はそれは大変だなぁっていう返事を期待していたが、『じいじがそこで死んでいても、亡くなったばあばが別の人と結婚したはずだから、パパも生まれていたんじゃないの』って言われた。
折角、いい話をしていたのに・・・・。でも戦争することの愚かさは、子供たちにも伝わったようだ。!!!終戦記念日でも東京大空襲でも原爆投下の日でもないが、このような本を読むとあらためて戦争の怖さ、愚かさを知ることになった。

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