2010年4月5日月曜日

家相

先月、 『鬼門』 の書き込みをしましたが、設計していく上で、気にしないケースが多い私・・・。
友人のブログで鬼門を話題にされていたので、ちょっと家相のことを。
家相チェックで問題になるのが、方位と中心点です。北には真北磁北があります。建築基準法では磁北は使いません。方位磁石ではなく、真北(しんぽく)で日影や斜線のチェックをします。私の大田区でも真北と磁北では6°20′ずれています。
そして、中心点ですが、家相の方位盤を用いて、チェックする場合、どこを中心に置けばいいかということです。敷地の中心、今の中心、建物の形の中心とさまざまな考え方があるが、一番オーソドックスなのが、建物の中心(専門的に言うと建物の重心)に盤を置いて、鬼門等を確認する。しかしこの建物の重心の位置を割り出すことは、数学が得意であれば、簡単にできるであろうが、ちょっと面倒です。
四角形であれば対角線を2本書いて、ぶつかったところが重心だが・・・・。北と盤の配置によって大きく左右される家相。しかしそれだけではない。家族の生まれ年にも大きく影響がある。
たしかに北東に水廻りがあると昔であれば、日も射さないので、不衛生と言えばそうでしょうが、今の時代、さほど影響があるとも思えない。
しかし、お施主様が気にする場合は従うしかない。気にされるんであれば、気が済むまで、チェックをしてもらって、どう変更すれば、良いか・・・・・検討すべきでしょう。
気の持ちようなどという簡単なものではないことも、過去の経験上わかっています。

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