2022年1月30日日曜日

脊髄損傷の患者

今日は日曜日なので何もありません。明日はCTスキャンがあります(^^;)

さて先日、Yahooのニュースで「iPS脊髄損傷治療 慶大が初移植成功」という記事があった。見た人も多いんじゃないかな。

慶応大は、人工多能性幹細胞(iPS細胞)から変化させた神経のもとになる細胞を脊髄損傷の患者に移植する臨床研究の1例目を昨年12月に実施したと発表した。iPS細胞を使った脊髄損傷の治療は世界初。患者の経過は「極めて順調」という。今後はリハビリをしながら1年かけて安全性や運動機能の改善状況を調べる。

臨床研究は、慶大の生理学の教授整形外科の教授らが計画した。背骨の中を通る神経の束(脊髄)を損傷して重いまひなどが起きた18歳以上の患者が対象で、移植の効果が見込める受傷2~4週間後に実施するとしている。

発表によると、手術は昨年12月、慶応大学病院(東京)で行われた。京都大側から提供された他人のiPS細胞から、神経のもとになる細胞を作製し、約200万個を患者の脊髄の損傷部位に移植した。

患者は手術の翌日からリハビリを始めた。手術から3週目に磁気共鳴画像装置(MRI)で撮影した検査では、明らかな異常は見つかっていないという。

患者は今後も運動機能の回復を促すリハビリなどを続け、慶大は1年かけて移植の安全性や効果を検証する。慶大は、患者の詳しい年齢や性別、現時点でのまひなどの回復具合については、公表していない。

脊髄損傷は、交通事故や運動中のけがなどが原因で脊髄が傷つき、手足などがまひする重い障害が残る。国内の新規患者は年間約5000人で、回復が難しい慢性期の患者は10万人以上とされている。根本的な治療法はないのだ。

iPS細胞由来の細胞を脊髄損傷の患者に移植する治療は、傷ついた神経の再生や、まひした機能の改善が期待されている。慶応大はこれまでマウスやサルを使った移植実験を行い、手足などの機能が回復することを確かめたという。

計画は国の専門家会議で2019年2月に了承され、慶大は同年秋以降に実施する予定だったが、慶大病院が新型コロナウイルス患者の対応を優先し、実施を遅らせていた。態勢が整った昨年6月下旬から患者の受け入れを始めていた。

私にはもう関係ないが、でもなんとも嬉しいニュースである!!! しかし私みたいな人が年間新規で5000人もいるなんてショックです・・・

本日はまだ痛みはなくなってはいませんが、順調に回復してます!

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