2008年11月10日月曜日

「すべての建築士のための総合研修」

本日、東京建築士会主催の「すべての建築士のための総合研修」の講習を
朝から晩まで東京ビックサイトで受けてきました。
構造計算書偽装問題から端を発し、昨年の6月20日の建築基準法と建築士法の大改正第一弾!
今月の28日の建築士法の改正第二弾
来年6月の建築士法の法改正第三弾です。

第一弾では、確認検査の審査の厳格化や責任の明確化が主な法改正でした。
姉歯みたいな構造計算書偽装を見抜けなかった検査機関にも問題ありということで、
構造審査は2箇所で行うとか、今度何か重大な問題が生じたときは
罰金300万円以下か懲役3年以下という重い罰則規定である。

そして今月の法改正は、重要事項説明の義務化です。
11月28日以降設計事務所と設計契約する場合は、その契約前に重要事項説明を受けることが義務づけに!
宅地建物取引業法と同じですね・・・・

さらに建築士は今後3年に一度定期講習を受けないと免許剥奪ということに!

さらに来年の法改正では瑕疵担保責任履行確保法が施工なります。
来年10月以降の新築住宅の引渡し物件から対象です。

今度、完成後建物に不具合があった場合で施工会社が倒産していても大丈夫!
保険から復旧する施工金額が充当されます。

施工会社は今後一戸建て住宅1件あたり10万円程度の掛け捨ての保険金を支払わなければなりません。

本日最後の講習は法や倫理の話でした。
難しい話のようで、実は簡単!倫理の中に法律があり、
要するに「法に触れなければ何やってもいい」という解釈ではなく、「それは倫理・道徳には大いに問題である」と・・・・

法律だけ法れば何もかもOKではないということですね!

さぁ!明後日からの本当の自分のセミナーが3日間始まります。
今日もこれからがんばるぞ!

2 件のコメント:

SRILAN SUIEI HAN さんのコメント...

そうですか。。。明後日からですか!がんばって!気合はいってきましたね!!

魔法使いモトジ さんのコメント...

うまくいくといいのですが・・・・