みなさんはバリアフリーと聞くとどんなものを想像しますか?
病院や役所やデパート・・・
そのような公共施設に対し、車椅子でも建物外部から内部に障害が一切なく、体に障害がある人や
高齢者に人にやさしい設計になっいるものを考える人も多いでしょう。
でも今は各家にもバリアフリーという言葉は浸透してきています。
「バリアフリーリフォーム」がこのところ多くなっているもの事実です。
バリアフリーリフォームって聞いてどんなものを今度は想像しますか?
便所や洗面所、浴室にテスリの設置(階段に関しては2003年の法改正で義務付け)や
床を滑りにくいものに変更や
段差処理が考えられると思いますが、それも立派なバリアフリーです。
昨日のセミナーでもちょっと言わせていただきましたが、温度のバリアフリーは以外とやっていません。
現在1年間に火災で死亡する人は約2000人!
交通事故で死亡する人は約7000人!
でも風呂場や洗面所で死亡する人は実は約14000人います。
この数字どう感じますか?
冬場25℃以上の部屋から風呂に入ろうと廊下にでます。そこは10℃。
洗面所に入って8℃!さらに風呂場は5℃!そして浴槽に浸かって42℃!
暖まってまた洗面所で8℃⇒廊下で10℃⇒部屋で25℃と・・・・・・
毎日、温度のジェットコースターに乗っているのです。
血管は収縮や膨張を繰り返し、いつの日か倒れてします。
事実です。
私たち住宅を設計したり施工したりする供給側は実は、「住宅」を提供しないで「獣宅」を提供しているのかも・・・・
山本順三先生の本も何冊も読まさせていただきましたが、ほんとそうですね!
家全体を断熱材や空調機で、なんとか獣宅を造らないようにしないと・・・・・
5 件のコメント:
温度のジェットコースターという表現はすごいですね。迫力を感じました。そういえば、欧州の家はだいたい、家全体の温度が同じす。だから冬でも熱いお風呂に入りたいという気があまりせず、シャワーのみというのが普通です。でも、日本の温泉はうらやましいです。もう何年もいっていないなあ。。。
温度のバリアフリーは、お話を聞いていてビックリです!交通事故よりも死亡される方が多いとは。半年ほど前に、交通事故で死亡されるかたが年間5000人台まで減少したが、逆に段差で躓いて死亡される方が急増し7000人台までになったというニュースを見たことがあります。
温度や段差など、バリアフリーと一言でいっても多種多様ですね。
syilanさん、寅さんありがとうございます。
将来自分も風呂場で亡くなるかもしれないしね。酔った勢いで湯船に浸かって、そのままとかも・・・・
気をつけましょう!
12日、13日とZVer4のセミナー感動しました。色んな人がモトジさんのセミナーで元気付けられましたよ!そう言えば、話題の山本周三さん…浅草の鼈甲屋事件??間違えましたね…(笑)
山本順三さんの著書、有難うございます。しっかり読んで、勉強させて頂きます。
Willowさん。今年もJHBSありがとうございました。(まだこれから1回ありますが・・・)
とても楽しくセミナーさせていただきました。それは実はWillowさんが笑って会場を和ませてくれるだろうという狙いも私にはありました。今年もものの見事に成功し、ほうんとうに感謝しています。Ver4がまた成功するよう全国廻ってがんばってきます。
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