2011年3月19日土曜日

さまざまな課題③~復興~

本日より仮設住宅の建設が始まった場所もある。現在の避難所生活を強いられている人は40万人以上・・・大田区の人口の3分の2が被災した勘定だ。もし大田区だけで被災したのならば、避難所はごく限られた地域となる。しかし今回は広域だ。青森、岩手、宮城、福島、茨城、千葉、栃木、そして受け入れ態勢の新潟と・・・。避難場所も2000か所を超えている。あくまで把握している場所だけですが・・・。全国で一時避難の受け入れ態勢が10万人分整ったという報道があった。あくまで一時避難用である。つまり40万人分もこれからの住宅を早急に造る必要があるのだ。阪神淡路大震災ではピークで31万人であったが、今回はこの数字さえも上回ってしまった。仮設住宅も早急に立て始めてなんとか暑い夏前には移動させてあげないとまた別の被害がでるからだ。ここまでくれば、物資より寄付金になるでしょう。無駄遣いする分、貯金して、同じ日本人のために使いませんか・・・・。贅沢はちょっとやめて!!! しかしこれはあくまで住宅の話です。役場も全壊してしまった町も多くある。この復興も同時にしなければならない。でも産業の復興も忘れてはならない。仕事ができていた会社や工場、港関係で言えば船等、こちらも同時進行させないと意味がない。何年かかるかわからない。
しかし、いずれはまた漁師さんが元気に船に乗って仕事ができ、仕事を終え暖かい家庭に戻った時に、家族団欒ができる日まで、時間はかかるが、みんなで祈るし、協力しようではありませんか。防波堤も今回で見直しされるでしょう。
住宅であれば、設計はボランティアでいくつも設計いたします!!!

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