2011年4月2日土曜日

日本では・・・

①建物本体の重さに耐えられる設計

②家具や人の重さに耐えられる設計

③積雪の重さに耐えられる設計

④台風などの風に耐えられる設計

⑤地震に耐えられる設計 が求めれらる。

しかし津波は除外です。素人からみてもあの映像を見る限り、津波には勝てないとお分かりいただけるでしょう。(ちなみに今回の大津波は地震力の500倍です・・・・) RC造は原型こそ留めてはいるものの、生活するにはあまりにも被害が甚大です。今後も法改正で津波に対応できる建物にはしないであろう。それはあまりにも現実はかけ離れた建物になってしまう。コストもとんでもないものに・・・・。堤防に関しては当然法改正がされることと思います。あの規模より大きな津波を想定しても被害を最小に留められる防波堤を・・・。しかしこちらも限度があると思います。島国である日本。沿岸に住んでいる方はこの災害の可能性はどこも秘めています。津波が来たらそれを最小限にする防波堤、そして高台の避難場所の設置が責務かもしれません。たとえ建物が被害を受けても人だけ助かれば・・・・。でもここにも問題がある。地震が起きて、津波が来る前に高台に避難できない人もいるということ。高齢者や障害者にとってはとっさの移動は困難だ。あくまで、1000年に一度と言われる今回の大地震。次は1000年後でありますように!でもあくまで津波以外では①②③④⑤では倒壊や崩壊どころか、損傷もないような家を設計、施工したいものです!

2 件のコメント:

深山 秀明 さんのコメント...

魔法使い さん、こんばんは。

確かに、津波への強度基準のようなものはありませんね。

今回のような未曾有の災害を機にある一定の基準は必要になるのでは ??

やっぱり、都市計画法で見直しも必要になるかも ?? ですね。

災害時に弱者とされる人々はある一定の安全な区域で家を建て、暮らするとか ??

1000年に一度と言っても、実際に凄い事になってる訳で、今後は想定の内でしょうから。

東海、東南海、南海にそなえ、早急に対策をしなくてはでしょうね。

魔法使いモトジ さんのコメント...

深山さん。次は1000年後ではないような気がします。深山さんがおっしゃる通り、いろいろと考えないといけない時期かも知れないですね!