2011年4月19日火曜日

石出帯刀

さっきTVでやっていたので・・・(^_^)
歴史に詳しいかたならご存知でしょう。石出帯刀(イシデタテワキ)といえば、振袖火事ですね。 収監者を火災から救うために独断で「切り放ち」(期間限定の囚人の解放)を行ったことは有名な話です。収監者達に対し「大火から逃げた暁には必ずここに戻ってくるように。戻ってくれば死罪の者も含め、私の命に替えても必ずその義理に報いて見せよう。もしもこの機に乗じて雲隠れする者がいれば、私自らが雲の果てまで追い詰めて、その者のみならず親族全てを成敗する」といいはなち、猛火が迫る中で死罪の者も含めて数百人の「切り放ち」を行った。収監者達は涙を流し手を合わせて感謝し、後日約束通り全員が牢屋敷に戻ってきたという。「罪人といえどもその義理堅さは誠に天晴れである。このような者達をみすみす死罪とする事は必ずや国の損失となる」とし、老中に死罪も含めた罪の減刑を嘆願、幕府も収監者全員の減刑を実際に実行する事となった。

なんとも、日本人らしい話である。義理、恩、人情、今回の東日本大震災で失ったものは非常に大きいが、どこか日本人、得たものもあるはずです。若者だけではない、我々もどこか失いかけた義理、恩、人情  やはり先祖代々、日本人の血が流れているんですね!!!

2 件のコメント:

匿名 さんのコメント...

検索回数が急上昇した検索ワードに石出帯刀がでたのか
テレビで放送していたんですね。


知ってますか?
一人逃げて、約束の寺に来なかったんですよ。
後で村人に連れてこられたんです。

当然罪一等は許されませんよね

魔法使いモトジ さんのコメント...

匿名さん。
ありがとうございます。そうだったんですね!というかそういう人もいないと(^_^)
罪一等・・・しょうがないですね!