2021年8月2日月曜日

東京から大阪まで

江戸時代では江戸から上方までとなりますが、歩いてだいたいどのくらいかかって移動したと思いますか?東海道53次ってあるように江戸から京都まで53の宿場がありました。原則として隣の宿場までで一日でこれを超えることは禁止されていました。(飛脚以外)大阪までは57次となり57日かけたことになります。(所説あり)ですが、いろいろと調べるとだいたい30日程度が標準との説明が多いですね。

幕末では蒸気船ができたおかげで3日程度で行けるようになりました。

明治時代はどうかというと東海道本線が新橋から神戸まで一本の線路で繋がったことにより、汽車では20時間5分で行けるように。(う~ん、今ではこの時間があれば世界の秘境までも行けますね)

大正時代には特急列車(もちろんこのころも電車ではなくSLの汽車です)ができて、11時間50分で行けるように。明治時代の半分程度までに・・・

さて戦前の昭和時代ですが、当時超特急と呼ばれた汽車の「燕」ができて8時間20分で行けるように。(ちなみに現在、飛行機、新幹線、特急電車、高速バスを使わないで普通電車だけで東京から乗り継いで大阪まで行くと、最短で7回乗り継いで9時間0分で行けます。)

戦後の昭和時代ですが、1950年ころには汽車の「つばめ」や「はと」で8時間で行けるように。

1956年になると東海道本線もやっと東京から神戸まで電化され、1958年に特急電車の「こだま」ができました。ビジネス特急というキャッチフレーズで、東京駅7時発大阪駅行きで到着は13時50分、大阪駅16時発東京駅行きで到着は22時50分という、なんとも時間的には切ない日帰り出張が可能になりました。ということで6時間50分で行けるように。これは大好きな電車なので購入してしまいました。私が生まれてたった2か月後にはなくなってしまったこの「こだま」 「こだま」の名前は新幹線に受け継がれました。

第2回ブルーリボン賞
151系


クロ151 5 先頭車両で1等車(現在のグリーン車)

そして私が生まれた年の1964年に新幹線ができました。当初は4時間かかっていましたが、翌年の昭和40年には3時間10分で大阪まで移動可能に!

現在は飛行機もありますが、これだとたしかに1時間で移動可能だ。でも新幹線でも一番早い「のぞみ」の中でも最短時間は2時間21分で行けます。

江戸時代には分に換算して43200分、のぞみだと141分。なんと300分の1です。200年でこれだけ進歩したんですね。

ちなみにリニア新幹線ができると品川から大阪まで1時間7分の予定。一番早い「のぞみ」の半分以下だ。

1958年の「こだま」で日帰り出張はなんとかできましたが、滞在時間はわずか2時間10分。同じ品川駅出発時間を7時にして帰りの品川駅到着時間を22時50分と同じにしてみるとなんと滞在時間は13時36分・・(^^;)

でも海が見えたり、鉄橋を渡ったりと車窓をゆっくり見ながら、駅弁を食べて移動が私は大好きです!!!

今日はこれから抗がん剤治療だ(^^;) またがんばってきます!

さて、オリンピック10日目の結果!

㉛ 萱和磨選手 選手 体操男子種目別あん馬銅メダル おめでとう!

今日もがんばれ!日本!

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