2021年9月26日日曜日

押印不要

コロナの影響が大きいですが、昨年の12月23日に「押印を求める手続きの見直しのための国土交通省関係省令の一部を改正する省令」が公布され、今年の1月1日以降に申請・届出される確認・検査申請等に関する書類(図面を含む)について、押印不要で手続きができることになったんです。

それこそ30代のころ、建築の確認申請を役所に提出する場合、申請書には設計者と建築主の押印、委任状には建築主の押印、建築工事届にも建築主の押印が必要でした。さらに図面には1枚1枚設計者の押印が必要。

申請後に訂正があった場合にはその箇所にも訂正印として押印が必要。図面も押印だらけになることも・・・

時代は流れその後、申請書の建築主と設計者の押印、図面の押印に関しては電子申請が流行りだし、Web上で申請ができるようになった。これは画期的でした。図面等をpdfで申請できるんです。印鑑は押さずに電子署名できるようになりました。

今までは2部印刷してすべて押印してと大変な労力がかかっていたのですが、これがすべて改善されました。でも電子署名の登録ができていない人はこの機能は使えない。登録にはかなりのお金がかかります。

しかし押印が不要になり電子署名も要らなくなりました。来年電子署名の更新だったので助かりました。

20年前の申請業務の仕事量(ファイル2冊にそれぞれ図面を折って押印して申請書にも押印して)と、現在の申請業務の仕事量(pdf印刷してWeb上にアップ)は比べると・・・自分基準で考えても15分の1以下です。


また自分の体の話になりますが、20年前に同じ大病を患っていたら、仕事はできなかったでしょう。今のご時世で助かったとしかいいようがないです(^^;)

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